神戸航海クルーズ前の安全祈願にオススメ「三宮神社」


大丸神戸店近くにある生田裔神八社の一つ「三宮神社」

生田裔神八社(いくたえいしんはちしゃ)とは一宮〜八宮神社(六宮神社は明治42年に八宮神社に合祀)の総称で、生田神社を囲むように点在しています。

これらの神社は「港神戸守護神厄除八社」とも呼ばれおり、数字の順に一宮〜八宮神社を巡ることで厄除けになるとされています。

今回は、生田裔神八社の中から、「神戸事件」の発生地ともなった「三宮神社」をご紹介します。



上記の「神戸事件」とは、戊辰戦争のさなかであった西暦1868年 2月4日、三宮神社近くにて備前藩の隊列を横切ったフランス人水兵らを備前藩の第3砲兵隊長・滝善三郎正信が槍で負傷させ、その後、銃撃戦にまで発展し、明治政府初の外交問題にもなってしまった有名な事件です。

「三宮神社」には、その当時の神戸事件とほぼ同じ年代の大砲も参考展示されています。



「三宮神社」の祭神は「湍津姫命(たきつひめのみこと)」

神名にある湍津(滾つ/激つ -タギツ)とは、水が激しく流れるという意味で解釈されている事から、航海交通安全・厄除の守護神とされています。

神戸観光で航海クルーズなどを楽しむ観光客の方も多いと思いますので、その際は安全祈願を兼ねて、ぜひ、この神社にお詣りされてはいかがでしょうか。

「アクセスマップ」


「三宮神社」
〒650-0021
兵庫県神戸市中央区三宮町2−4−4
電話:078-331-2873